医薬品業界　メディカルアフェアーズ部門　S.Sさん（30代）

英語会議の内容をほとんど聞きとれず…
新部署での悔しいスタート

私が英語の勉強を始めたのは、数年前。希望していた部署に手を挙げるために、 TOEIC®のスコアが求められていたからでした。約２年間、自学自習とグループレッスンの英会話スクールでコツコツ勉強をして、なんとかTOEICは目標のスコアを達成することができました。そういった準備が報われ、念願の希望部署への異動が叶ったのです。

緊張とワクワクを感じながら迎えた異動初日。

私は早々に度肝を抜かれることになりました。外国人スタッフ含む部署のメンバー約200人の前で、2分間の自己紹介スピーチを求められたのです。もちろん英語で（汗）。

熱意だけは誰にも負けない自信があったので、一生懸命話してなんとか乗り越えましたが、英語力不足を痛感。その後も英語のミーティングでは2割くらいしか相手が言っていることを聞きとれず…２年間という時間をかけて準備していたので、正直悔しかったですね。そんな経験から、ビジネスのコミュニケーションとしての英語をしっかりと学び直したいと強く思うようになりました。

医薬品業界ならではの英語を学んで
そのまま仕事に直結

そして、私の要望にしっかり合わせてくれるのは特に助かっていますね。私は医薬品業界で働いておりまして、海外の医療関連の文献をたくさん読むのですが、扱われる語彙も特殊なんです。たとえば…

• diabetes （糖尿病）
• pharmaceutical additive （医薬品添加物）
• mortality （致死率）

など、日常会話では扱わないような単語や表現に出会うことが日常茶飯事。文献を読んでいると、読解につまづいてしまうこともあるのですが、そんな時は、ベルリッツのレッスンの中で先生に質問しちゃいます。「この表現がよくわからないんだけど…」って、文献をレッスンに持ち込んじゃいますね。そうやって、自分にレッスン内容を合わせてもらうことで、仕事にダイレクトで役立つことを学べています。

私に合わせてくれるという点で言うと、ある時、外国人の上司に自分の今後のキャリアについて、話すチャンスがあったんです。そのために、直前のレッスンではそのことを先生に話して、どうやったら自分の熱意がきちんと伝わるように英語で話せるかを指導してもらいました。その甲斐あって、上司とのコミュニケーションもスムーズに進めることができたんです。レッスンの内容を、いかに自分専用にカスタマイズしていけるかも、効果的な英語学習をするためのコツだと思いますね。